カルロス・コーポラン

カルロス・コーポラン
Carlos Corporán
シカゴ・カブス(マイナー)
2015年6月29日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 プエルトリコの旗 プエルトリコ自治連邦区ハト・レイ
生年月日 (1984-01-07) 1984年1月7日(40歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 捕手
プロ入り 2003年 ドラフト12巡目(全体339位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名
初出場 2009年5月6日 シンシナティ・レッズ
年俸 $975,000(2015年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

カルロス・フェルナンド・コーポランCarlos Fernando Corporan , 1984年1月7日 - )は、プエルトリコハト・レイ出身のプロ野球選手捕手)。右投両打。現在は、MLBシカゴ・カブス傘下に所属している。

経歴

プロ入り前

2001年MLBドラフトアナハイム・エンゼルスから29巡目(全体869位)指名されたが、フロリダ・ゲートウェイ大学へ進学した。

プロ入りとブルワーズ時代

2003年MLBドラフトミルウォーキー・ブルワーズから12巡目(全体339位)指名され、6月4日に契約。この年はルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズでプレー。

2004年はA級ベロイト・スナッパーズで63試合に出場し、打率.228・1本塁打・16打点・1盗塁だった。

2005年はA級ウェストバージニア・パワーで99試合に出場し、打率.239・9本塁打・38打点だった。

2006年はA+級ブレバード・カウンティ・マナティーズで86試合に出場し、打率.270・3本塁打・38打点だった。9月にAA級ハンツビル・スターズへ昇格し、3試合に出場した。

2007年はA+級ブレバード・カウンティで開幕を迎え、23試合に出場。打率.363・3本塁打・19打点の成績を残し、5月にAA級ハンツビルへ昇格。AA級ハンツビルでは56試合に出場し、打率.201・2本塁打・24打点・1盗塁だった。

2008年はAA級ハンツビルで34試合に出場し、打率.265・3本塁打・15打点・1盗塁だった。7月にAAA級ナッシュビル・サウンズへ昇格。AAA級ナッシュビルでは26試合に出場し、打率.230・3本塁打・12打点・1盗塁だった。

2009年はAAA級ナッシュビルで開幕を迎え、8試合に出場後、4月30日にブルワーズとメジャー契約を結んだ[2]5月6日シンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。8回裏から捕手の守備に就き、9回表のメジャー初打席では、ポール・ヤニッシュから左前打を記録した[3]。その後は出場機会がなく、5月14日に2番手捕手のマイク・リベラ故障者リストから復帰したため、AAA級ナッシュビルへ降格した[4]。降格後はAAA級ナッシュビルで21試合に出場したが、打率.156と振るわず、6月にA+級ブレバード・カウンティへ降格。7月にAAA級ナッシュビルへ再昇格したが、8月21日DFAとなり、AAA級ナッシュビルへ降格した。オフの11月9日FAとなった。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2009年12月4日アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。

2010年は傘下のAAA級リノ・エーシズで87試合に出場し、打率.290・12本塁打・50打点・3盗塁だった。オフの11月6日にFAとなった。

アストロズ時代

2010年11月12日ヒューストン・アストロズとマイナー契約を結んだ。

2011年は傘下のAAA級オクラホマシティ・レッドホークスで22試合に出場後、6月10日に3番手捕手のロビンソン・キャンセルと入れ替わる形で、アストロズとメジャー契約を結んだ[5]。その後は52試合に出場し、打率.188・11打点だった。オフの11月16日40人枠を外れ、AAA級オクラホマシティへ降格[6]11月29日にアストロズとマイナー契約で再契約した[7]

2012年はAAA級オクラホマシティで開幕を迎え、49試合に出場。7月15日に正捕手のジェイソン・カストロが故障者リスト入りしたため、再びアストロズとメジャー契約を結んだ[8]。昇格後は18試合に出場したが、8月12日にカストロが故障者リストから復帰したため、AAA級オクラホマシティへ降格[9]9月3日にメジャーへ再昇格[10]。この年は27試合に出場し、打率.269・4本塁打・13打点だった。

2013年は自身初の開幕ロースター入りを果たした[11]。この年はカストロに次ぐ2番手捕手として64試合に出場。打率.225・7本塁打・20打点だった。

2014年も2番手捕手として55試合に出場し、打率.235・6本塁打・19打点だった。

2015年1月15日にアストロズと97万5000ドルの1年契約に合意した[12][13]。しかし、1月20日コルビー・ラスムスの加入に伴い、DFAとなった[14]

レンジャーズ時代

2015年1月21日アキーム・ボスティックとのトレードテキサス・レンジャーズへ移籍した[15]。7月17日に左手親指の捻挫で15日間の故障者リスト入り[16]、9月1日に復帰したが[17]、シーズンオフに手術が必要となったため、ポストシーズンのロースターから外れ、10月21日に40人枠から外れAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[18]。10月24日にFAとなった[19]

ヤンキース傘下時代

2016年1月25日、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[19]。2月3日にAA級トレントン・サンダーに配属された[19]

レイズ傘下時代

2016年4月2日、金銭トレードでタンパベイ・レイズに移籍し、AAA級ダーラム・ブルズに配属された[19]。5月20日に自由契約となった[19]

マーリンズ傘下時代

2016年5月26日、マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズに配属された[19]。8月2日に自由契約となった[19]

カブス傘下時代

2017年1月9日、シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[19]。1月12日にAAA級アイオワ・カブスに配属された[19]

選手としての特徴

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2009 MIL 1 1 1 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1.000 1.000 1.000 2.000
2011 HOU 52 173 154 9 29 8 1 0 39 11 0 0 3 2 10 4 4 49 5 .188 .253 .253 .506
2012 27 85 78 5 21 2 0 4 35 13 0 1 1 1 4 0 1 19 2 .269 .310 .449 .758
2013 64 210 191 16 43 5 0 7 69 20 0 0 1 1 10 1 7 60 3 .225 .287 .361 .648
2014 55 190 170 22 40 6 0 6 64 19 0 0 1 2 14 0 3 37 3 .235 .302 .376 .678
2015 TEX 33 121 107 10 19 4 0 3 32 15 0 0 2 2 6 0 4 40 1 .178 .244 .299 .543
MLB:6年 232 780 701 63 153 25 1 20 240 78 0 1 8 8 44 5 19 205 14 .218 .280 .342 .622
  • 2017年度シーズン終了時

背番号

  • 32 (2009年)
  • 22 (2011年 - 2014年)
  • 3 (2015年)

脚注

  1. ^ Carlos Corporan Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2017年1月13日閲覧。
  2. ^ Adam McCalvy (2009年4月30日). “Corporan gets promotion he's waited for”. MLB.com. 2015年1月16日閲覧。
  3. ^ Scores for May 6, 2009” (英語). ESPN MLB (2009年5月6日). 2015年1月16日閲覧。
  4. ^ Adam McCalvy (2009年5月14日). “Rivera ready to return to Brewers”. MLB.com. 2015年1月16日閲覧。
  5. ^ Astros buy Corporan's contract, demote Cancel” (英語). MLB.com (2011年6月10日). 2015年1月16日閲覧。
  6. ^ "Astros outright Corporan to Triple A Oklahoma City" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 16 November 2011. 2015年1月16日閲覧
  7. ^ "Astros sign C Carlos Corporan to minor league deal" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 29 November 2011. 2015年1月16日閲覧
  8. ^ "Astros Place Castro, Lowrie on DL" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 15 July 2012. 2015年1月16日閲覧
  9. ^ Astros activate Castro from 15-day DL” (英語). MLB.com (2012年8月12日). 2015年1月16日閲覧。
  10. ^ "Astros recall four players from Triple-A" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 3 September 2012. 2015年1月16日閲覧
  11. ^ "Astros set 2013 Opening Day Roster" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 31 March 2013. 2015年1月16日閲覧
  12. ^ "Astros agree to terms with Carter and Corporan" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 15 January 2015. 2015年1月16日閲覧
  13. ^ Jeff Todd (2015年1月15日). “Players Avoiding Arbitration: Thursday” (英語). MLB Trade Rumors. 2015年1月16日閲覧。
  14. ^ Brian McTaggart (2015年1月21日). “Rasmus joins Astros' outfield mix, signs 1-year contract” (英語). MLB.com. 2017年1月13日閲覧。
  15. ^ Brian McTaggart (2015年1月21日). “Astros acquire righty Bostick in exchange for Corporan” (英語). MLB.com. http://m.astros.mlb.com/news/article/107017290/astros-acquire-righty-akeem-bostick-in-exchange-for-carlos-corporan 2015年1月22日閲覧。 
  16. ^ Gerry Fraley (2015年7月17日). “Rangers put Carlos Corporan on DL after aggravating injury in practice” (英語). SportsDayDFW Texas Rangers Blog (Dallas News). http://rangersblog.dallasnews.com/2015/07/texas-rangers-put-corporan-on-dl-promote-telis.html/ 2015年10月22日閲覧。 
  17. ^ Sean D'Oliveira (2015年9月1日). “Rangers add Josh Hamilton, Joey Gallo to active roster”. CBS Sports FANTASY (CBSSports.com). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/rangers-add-josh-hamilton-joey-gallo-to-active-roster/ 2015年10月22日閲覧。 
  18. ^ Stefan Steveson (2015年10月21日). “Bonilla claimed by Dodgers; four other Rangers sent to Round Rock” (英語). Star-Telegram. http://www.star-telegram.com/sports/mlb/texas-rangers/article40777338.html 2015年10月22日閲覧。 
  19. ^ a b c d e f g h i MLB公式プロフィール参照。2017年1月13日閲覧。

関連項目

外部リンク