オロモウツ - オパヴァ線(チェコ語: Železniční trať Olomouc–Opava)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は310。
オロモウツ - オパヴァ間は、1872年、モラヴァ・スレスコ中央鉄道によって開業した。ヴァルショフ - リーマルジョフ間の支線は1878年に開業した。2019年以前、リーマルジョフ方面の支線のみ、路線番号が311であった。
運行形態
特急「リフリーク(R)」
- プラヂェド号: オロモウツ - オパヴァ - オストラヴァ
- オロモウツ~オパヴァ~オストラヴァ間に、2時間間隔で運行されている。オパヴァ以東は321号線に直通する。ただし、オロモウツ~オストラヴァ間は270号線を経由する方が圧倒的に早い。
- 2019年以前は、日中の1往復が、下記のツヴィリーン号として運行していて、クルノフ以西は普通列車に種別を変更していた。
- ツヴィリーン号: ( オロモウツ ← ブルンタール - ) クルノフ - オパヴァ - オストラヴァ
- クルノフ以東は、一日1往復の運行。クルノフ以西は、平日の東行と休日の西行に限り直通し、クルノフ以西普通列車として運行される。オパヴァ以東は321号線に直通する。
快速「スピェシニー(Sp)」
- オパヴァ→クルノフ→イェセニーク
- 早朝に片道1便のみ運行されている。クルノフ以西は292号線に直通する。310号線内は各駅に停車する。
- イェセニーク → クルノフ → ブルンタール 【平日・土曜運行】
- 夜間に片道1便のみ運行されている。クルノフ以東は292号線に直通する。310号線内は各駅に停車する。
普通
区間毎に運転系統が分かれる。モラフスキー・ベロウン~ヴァルショフ間は一日3.5往復しか運行されないが、この区間のローカル輸送は特急が担っている。
- オロモウツ - フルバー・ヴォダ - ベロウン( ← オストラヴァ )
- 平日1時間に1本、休日2時間に1本の運行。大部分はオロモウツ~フルバー・ヴォダ間の運行で、モラフスキー・ベロウンまで運行する便は朝・夜を中心に一日6往復。休日のみ、オストラヴァ始発が片道1本のみ運行され、この列車はヂェトルジホフとロムニツェを通過する他、クルノフ以北特急として運行する。
- 2019年以前は、一日7-8往復がモラフスキー・ベロウンまで、2往復がクルノフまで直通していた。
- リーマルジョフ~ヴァルショフ~オパヴァ東
- 2時間に1本の運行。また、早朝・深夜の一日2.5往復に限り、モラフスキー・ベロウンまで乗り入れる。
- 2019年以前は、早朝の一日1.5往復がベロウンまで直通していた。
臨時列車
- 快速: オロモウツ - モラフスキー・ベロウン
- 年に1日、1往復のみの運行。ヴェルカー・ビストルジツェ、およびフルバー・ヴォダ以東の各駅に停車し、ベロウン行はフルボチキ停留所に、オロモウツ行はフルボチキ駅とマリアーンスケー・ウードリーに停車する。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄310号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
オロモウツ - オパヴァ間
- 種別
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:大部分停車、一部通過
- ○印:大部分通過、一部停車
- |印:全列車通過
ヴァルショフ - リーマルジョフ間
脚注