オクラホマ最初の議事堂は現在のオクラホマシティ北郊のガスリーに建てられた。1889年4月22日正午、オクラホマ入植の解禁を告げる号砲が鳴ると、白人たちは一斉にオクラホマに駆け込んだ(ランドラッシュという)。わずか6時間の間に、最初の準州都となるガスリーには10,000人もの白人が入植した。その後1ヶ月も経たないうちに、ガスリーは市営水道、電気、公共交通手段、馬車用の地下駐車場を備えた、レンガ造や石造の建物が建ち並ぶ都市へと発展し、Queen of the Prairie(大平原の女王)と呼ばれるようになっていた。1907年にオクラホマ準州がインディアン準州と合併する形で州に昇格すると、ガスリーがそのまま最初の州都になった。やがて1910年6月11日に、全州での投票により州都はオクラホマシティに移された[5]。