エンターブレインえんため大賞ライトノベルファミ通文庫部門(エンターブレインえんためたいしょうしょうせつぶもん)は、かつてKADOKAWAの社内ブランド・エンターブレインが主催していたエンターブレインえんため大賞の小説部門である。1999年の創設時は「ファミ通エンタテインメント大賞小説部門」の名称で、2002年から「エンターブレインえんため大賞小説部門」に変更されたが、2015年より改名され現在の名称になった。
主な賞に大賞(第4回までは最優秀賞)・優秀賞・東放学園特別賞があり、賞品は大賞は正賞+副賞100万円、優秀賞は正賞+副賞50万円、東放学園特別賞は正賞+副賞5万円となっていた。その他、佳作・入賞及び特別賞として編集部特別賞などがあった。東放学園特別賞は学校法人東放学園の在校生および卒業生の応募作品の中からもっとも優れた作品に与えられた。大賞・優秀賞受賞作品はファミ通文庫から刊行されたが、佳作・入賞・特別賞の作品でも刊行された場合があった。
エンターブレインえんため大賞ライトノベルファミ通文庫部門は第20回をもって終了し、「ファミ通文庫大賞」に引き継がれることが発表された[1][2]。
審査委員
第20回のみ審査委員は非公開であった[3]。
- 朝松健 - 第1〜2回
- 中村うさぎ - 第1〜3、5〜6回
- 久美沙織 - 第1〜6回
- 秋津透 - 第3〜6回
- 嬉野秋彦 - 第7〜8回
- 新城カズマ - 第7〜8回
- 森好正(エンターブレイン・コンテンツ局局長) - 第7〜8回、12回〜14回
- 青柳昌行(エンターブレイン常務取締役) - 第9〜11回、16回
- 河西恵子(ファミ通文庫編集長代理) - 第9〜16回、18回〜19回
- 三谷光(エンターブレイン事業局局次長) - 第17回
- ファミ通文庫編集部 - 第9〜19回
入賞作品一覧
斜字は未刊行。後にシリーズ化された作品については、受賞作(第1巻)の刊行時サブタイトルは割愛している場合がある。また、最終選考中でデビューした作家については本表より割愛している。
注釈
- ^ “受賞作品 第20回 ライトノベル ファミ通文庫部門”. エンターブレイン (エンターブレインえんため大賞). (2012年12月29日). https://www.enterbrain.co.jp/entertainment/awards/20n.html 2019年2月18日閲覧。
- ^ “ファミ通文庫大賞が始まります!”. ファミ通文庫 (FBにゅーぶろ). (2012年12月29日). http://blog.fbonline.jp/2018/12/21/12556 2019年2月18日閲覧。
- ^ えんため大賞 - ウェイバックマシン(2017年11月10日アーカイブ分)
- ^ 2名の共有筆名
関連項目
外部リンク