エリック・コク(Erik Koch、1988年10月4日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。アイオワ州シーダーラピッズ出身。ルーファスポーツ所属。
来歴
4歳の頃にテコンドーを始め、10歳頃に黒帯を取得。14歳の頃には総合格闘技に興味を持っていた。総合格闘家となるためにワシントン高校を中退した[1]。
2007年、プロ総合格闘技デビュー。
WEC
2009年12月19日、WEC初出場となったWEC 45でジャミール・"ザ・サージェント"・マスーと対戦し、判定勝ち。
2010年3月6日、WEC 47でチャド・メンデスと対戦し、判定負け。キャリア10戦目で初黒星を喫した。
UFC
2011年3月19日、UFC初出場となったUFC 128でハファエル・アスンソンと対戦し、KO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2012年7月21日のUFC 149でUFC世界フェザー級王者ジョゼ・アルドに挑戦予定だったが、アルドの怪我で延期になった。2012年10月13日のUFC 153でアルドに挑戦予定だったが今度はコクが怪我で欠場し中止された。
2013年1月26日、約1年4か月ぶりの試合となったUFC on FOX 6でリカルド・ラマスと対戦し、グラウンドの肘打ちでTKO負け。
2013年8月31日、UFC 164でフェザー級ランキング7位のダスティン・ポイエーと対戦し、0-3の判定負け。
2014年2月22日、ライト級転向初戦となったUFC 170でハファエロ・オリヴェイラと対戦し、1RTKO勝ち。
2019年7月27日、ウェルター級転向初戦となったUFC 240でカイル・スチュワートと対戦し、3-0の判定勝ち。
2020年12月23日、UFCからリリースされた[2]。
2021年6月16日、米国アンチドーピング機関(USADA)が2020年10月3日に収集したコクの尿サンプルからスタノゾロールの代謝物質である3'-ヒドロキシスタノゾロールの陽性反応が出たため、USADAは特殊な状況に基づく全面協力(FCC、アスリートがパフォーマンスを向上させる意図はなく、すべての合理的な問い合わせおよび情報要求に対して完全かつ迅速かつ真実の回答と情報を提供したことを証明した場合)に基づき、コクに2年間の制裁から6カ月短縮し18カ月間の出場停止処分を科した[3]。
戦績
総合格闘技 戦績
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22 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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16 勝
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4
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8
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4
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0
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0
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0
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6 敗
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2
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0
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4
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0
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獲得タイトル
- Mainstream MMAライト級王座(2008年)
- MCC 20フェザー級トーナメント 優勝(2009年)
表彰
- UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
関連項目
外部リンク