『エクスタシー』(Ecstasy)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ルー・リードが2000年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
ハル・ウィルナーが共同プロデューサーとして参加。リードは過去に、ウィルナーが共同プロデューサーの1人として参加したクルト・ヴァイルのトリビュート・アルバム『Lost in the Stars: The Music of Kurt Weill』(1985年)で「September Song」を歌唱している[12]。リードはウィルナーについて「本当の意味で音楽の学者」と評しており[13]、後のスタジオ・アルバムでも引き続きウィルナーを起用した。
後にリードと結婚するローリー・アンダーソンが、2曲でエレクトリック・ヴァイオリンを演奏した。
オーストラリアでは、1997年録音のライヴ・アルバム『パーフェクト・ナイト (ライヴ・イン・ロンドン)』を本作と抱き合わせた2枚組CD「Australian Tour Edition」もリリースされた[14]。
収録曲
全曲ともルー・リード作。13.はインストゥルメンタル。
- パラノイア・キー・オブ・E - "Paranoia Key of E" - 4:28
- ミスティック・チャイルド - "Mystic Child" - 5:01
- マッド - "Mad" - 4:29
- エクスタシー - "Ecstasy" - 4:25
- モダン・ダンス - "Modern Dance" - 4:09
- タターズ - "Tatters" - 5:55
- フューチャー・ファーマーズ・オブ・アメリカ - "Future Farmers of America" - 3:01
- ターニング・タイム・アラウンド - "Turning Time Around" - 4:21
- ホワイト・プリズム - "White Prism" - 4:00
- ロック・メヌエット - "Rock Minuet" - 6:56
- バトン・ルージュ - "Baton Rouge" - 4:54
- ライク・ア・ポサム - "Like a Possum" - 18:03
- ルージュ - "Rouge" - 1:01
- ビッグ・スカイ - "Big Sky" - 6:32
参加ミュージシャン
脚注