称号:王女
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敬称 |
王女 The Princess ทูลกระหม่อมหญิง |
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ウボンラッタナラーチャカンヤーシリワッタナーパンナワディー(ทูลกระหม่อมหญิงอุบลรัตนราชกัญญา สิริวัฒนาพรรณวดี, 旧名、ウボンラッタナラーチャカンヤー、1951年4月5日 - )は、タイ王国の王族。
ラーマ9世国王(プーミポン・アドゥンラヤデート)とシリキット王妃の長女[1]。ラーマ10世国王(ワチラーロンコーン)の姉。外国人と結婚したため、王族籍は消滅した[1]。離婚した今でも、王族的な扱いを受けている。
王族籍を保有していた時代は「ソムデットプラチャオルークヤートゥーチャオファー」を冠していて、当時の英語での称号はHer Royal Highness。
略歴
1951年、ラーマ9世国王とシリキット王妃の長女としてスイスのローザンヌで誕生。少女時代には父親と共にヨットレースに出場するなどスポーツ好きであった。姉弟妹の中でも特に成績優秀でマサチューセッツ工科大学(MIT)に留学している。
MIT在学中に知り合ったピーター・ラッド・ジェンセン(アメリカ人)と結婚したことにより王族籍が剥奪される(王室典範によるもの)。MITで理学士号(数学)を取得後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で公衆衛生学の修士号を取得し、同校で数年間教鞭をとる。ピーターとの間には3人の子供をもうけた。
1998年には離婚しタイへ帰国。現在では、ラーマ9世の外戚として王族に準じた扱いを受けている。
2018年5月に若者向けの音楽ライブで「恋するフォーチュンクッキー」のタイ語カバー曲「คุกกี้เสี่ยงทาย」(クッキーシアンターイ)を歌を披露した[2]。
2019年2月8日、タイ国家維持党(英語版)の首相候補として2019年タイ総選挙に出馬することが明らかになった[1][3]が、実弟のラーマ10世が直ちに「たとえ王族籍はなくとも、現国王(たる私)の姉であること、王族であることに変わりはなく、いかなる形であれ政治職につくことは不適切な行為だ」としてこれに反発する声明を発し[4]、わずか1日で撤回に追い込まれた[5][6]。
子女
脚注
関連項目