ウェンデル・シウバ・リラ(Wendell Silva Lira、1989年1月7日 - )は、ブラジルの元サッカー選手である。
クラブ経歴
ゴイアスECのユースチームでキャリアをスタートさせた。2006年にカンピオナート・ブラジレイロU-20(英語版)の得点王となり、翌年にシニアチームに昇格した。2007年5月12日、セリエAにおける対サンパウロFCのアウェー戦に63分で初出場したが、0-2で敗れた[1]。
2010年6月、セリエCのフォルタレーザにレンタル移籍した[2]。
2015年11月6日、ゴイアネージア(英語版)に所属していたときにゴイアニエンセに2-1で勝利した時のゴールがFIFAプスカシュ賞のトップ10の候補に選ばれたと発表された[3]。このゴールは、トップ3の選考に残った[4]。当時、ウェンデルはフリーエージェントだったが、発表の数週間後にヴィラ・ノヴァFCと契約した[5]。最終的にこのゴールは、同年のプスカシュ賞に選ばれた[6]。ウェンデルは総得票数の46.7%を獲得し、リオネル・メッシを上回っていた。
2016年シーズンはヴィラ・ノヴァFCでプレーしたが、シーズン序盤に得点を挙げることができず、5月3日に契約を解除された[7]。
代表経歴
2006年に日本で開催された国際親善試合にU-20ブラジル代表として出場し[8]、1得点を挙げた。この時ACミランからのオファーを受けたが、ウェンデルと5年契約中のゴイアスECに拒絶された[9]。
引退
2016年7月28日、怪我のためにプロサッカー選手からの引退を発表した[10]。引退後は、FIFA公認サッカーゲームである「FIFAシリーズ」のプロプレーヤーとしての道を模索しつつ、YouTuberとして活動している[11]。
成績
- (Correct 2016年1月11日現在[update])
eスポーツ
2012年にゴイアス州のFIFAトーナメントで優勝し、2015年11月にはブラジルのトッププレイヤーとなった。2015年にFIFAプスカシュ賞を獲得した後、FIFAインタラクティブワールドカップ(FIWC)チャンピオンであるアブドゥル・アジズ・アル・シェフリの挑戦を受けてこれを破り、EAスポーツから2016年のFIWCへの出場の招待を受けた[12]。2019年、プロeスポーツチームのSporting CP Esportsに加入した[13]。
脚注
外部リンク