インジェニコ・グループ
Ingenico Group S.A.
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種類 |
Private |
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本社所在地 |
フランス Suresnes, France(フランス、シュレーヌ) |
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設立 |
1980年 (45年前) (1980) |
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業種 |
Financial Services(金融サービス) |
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代表者 |
Laurent Blanchard(ローラン・ブランシャール)(CEO) |
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主要株主 |
Apollo Global Management |
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外部リンク |
https://ingenico.com/jp |
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インジェニコ・グループ(フランス語: Ingenico Group S.A.)は、フランス・パリに本拠を置く、世界最大の電子決済端末メーカー。世界80カ国以上に拠点を設け、170カ国以上で製品を販売する。日本法人はIngenico Japan株式会社。現在はワールドラインの傘下にある。
沿革
1980年、Jean-Jacques PoutrelとMichel Malhouitreにより設立された[1]。POSシステム機器の開発により成長し、1984年、最初のICカード決済端末をリリース、1985年にパリ証券取引所(現在のユーロネクスト・パリ)に上場、1987年、オーストラリアに太平洋地域拠点を設けた[1]。1998年から1999年にかけて、欧州同業大手のDe La Rue S.A.とBull S.A.(現在はアトスにより買収)からそれぞれ端末事業を買収し[2][3]、また2001年4月、アメリカ合衆国のNASDAQ上場大手IVI Checkmate Corporationを買収し世界大手に躍進[4]、2008年にサフラングループから端末部門を買収し世界首位に浮上[5]、また同年6月、中国の福建聯廸商用設備有限公司(Fujian LANDI)の株式の過半数を買収し傘下とした[6]。2012年3月、ロシアのArcomを買収し[7]、2013年1月、ベルギーの決済サービスプロバイダOgoneを買収した[8]。
2014年、組織改編を行い、インジェニコ・グループを設立、スマートターミナル、ペイメントサービス、モバイルソリューションの3部門制となった[1]。同年9月、オランダのGlobalCollect B.V.(日本法人はGlobal Collect Services Japan K.K.)を買収し傘下とした[9]。
2020年2月、電子決済プラットフォーム開発企業のワールドラインが、インジェニコ・グループの買収を発表[10]、同年10月28日より同社の傘下となった[11]。
日本法人
日本法人の前身は、ブロードバンドタワーの子会社のLyudia(株式会社ルディア)であった。同社は2013年12月、インジェニコの日本国内総代理店となったが[12]、2016年4月、インジェニコ・グループがルディアの株式の70%を買収し子会社化(ブロードバンドタワーは30%を保持)[13]、2017年3月「Ingenico Japan株式会社」へと社名変更を行った[14]。東京(虎ノ門)にオフィスを置き、スマートフォン決済からデスクトップ型端末、端末管理システムに至るサービスを提供している。日本デビットカード推進協議会員、日本マルチペイメントネットワーク推進協議会員企業である。
脚注
外部リンク