イヴィツァ・クラリ(セルビア語: Ивица Краљ, 英語: Ivica Kralj, 1973年3月26日 - )は、ユーゴスラビア(現モンテネグロ)・ティヴァト出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはGK。
経歴
分離独立した同国の母体であるユーゴスラビア代表では、1990年代末から2001年頃まで代表に選ばれ、一時期は正ゴールキーパーも務めている。
1991-92シーズンに地元クラブFKアルセナル・ティヴァトでデビューを飾り、その後、国内の強豪であるパルチザン・ベオグラードへと移籍し、やがてレギュラーの座を掴んだ。
1998-99シーズンには初の国外移籍となる、ポルトガルのスーペル・リーガの三強の一つであるFCポルトへの移籍を果たす。1999-2000シーズン以降は活躍の場をオランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェンへと移すも、レギュラー獲得には至らず、2003-2004シーズン以降、古巣パルチザンに完全移籍となった。
2007シーズンはロシアのFCロストフに所属し、2009年スロバキアのFCスパルタク・トルナヴァでのプレーを最後に引退した。
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