アン・アキコ・マイヤース

アン・アキコ・マイヤース
2016年
基本情報
生誕 (1970-05-15) 1970年5月15日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国サンディエゴ
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト
担当楽器 ヴァイオリン
公式サイト anneakikomeyers.com

アン・アキコ・マイヤース(Anne Akiko Meyers、1970年5月15日 - )は、アメリカヴァイオリニスト

略歴

ドイツ系アメリカ人でセロ・コーゾ・コミュニティ大学の学長であり、後にオレゴン州立大学の学長となる父リチャード・スチュアート・マイヤースと、日本人画家である母ヤスコ・カマタ・マイヤースの間に、サンディエゴで生まれる[1]。4歳からスズキ・メソードヴァイオリンを始め、1981年、11歳の時にロサンジェルス・フィルハーモニックと初協演し、「ザ・トゥナイト・ショー」に2度出演した。1982年、12歳の時にズービン・メータ指揮のニューヨーク・フィルハーモニックと初協演。

1983年インディアナ大学ジェイコブズ音楽院ジョーゼフ・ギンゴールドに師事。1984年ジュリアード音楽院で全額奨学金を受け、川崎雅夫ドロシー・ディレイフェリックス・ガリミアに師事した。以後、ソリスト室内楽奏者、レコーディングアーティスト、教育者等として世界中で演奏活動を行う。

1998年アン・クラインのファッション・キャンペーン"Women of Substance"のモデルとなった。

2008年カリフォルニア大学に評議員講師として招かれる。

使用楽器

1736年グァルネリ・デル・ジェズ「ムンツ」を使用していた。

現在は、匿名の持主より終身貸与されている1741年グァルネリ・デル・ジェズ “ヴュータン(Vieuxtemps)”。

これはアンリ・ヴュータン以来、ユーディ・メニューインイツァーク・パールマンピンカス・ズーカーマンら歴代名演奏家の手を経てきた「ヴァイオリンにおけるモナ・リザ」と称される名器であり、2012年の取引で約1600万ドルの値が付き、1721年製ストラディバリ「レディ・ブラント」を超え、史上最も高額で取引された楽器となった。所有者は匿名のまま、アン・アキコへ終身貸与されることが発表されている[2]

脚注

  1. ^ Richard Stuart Meyers”. 2018年5月31日閲覧。
  2. ^ "Anne Akiko Meyers Receives Exclusive Use of 'Vieuxtemps' del Gesu" (Press release). Rebecca Davis Public Relations. 24 January 2013. Retrieved 3 February 2013.

外部リンク