アンネ・マルグレーテ・ハウスケン(Anne Margrethe Hausken、1976年1月23日 - )はノルウェーを代表するオリエンテーリング選手[1]であり、世界選手権(WOC)、ヨーロッパ選手権(EOC)、ワールドカップのいずれでも優勝経験がある。オスロ在住。
世界選手権
ハウスケンが最初に世界選手権(WOC)の舞台で入賞を果たしたのは2005年のWOC2005( 日本・愛知)でのことだった。スプリント競技でシモーネ・ニグリ=ルーダーに次ぐタイムを叩き出し、銀メダルを獲得する。同大会ではリレー競技でも銀メダルを得た。2年後のWOC2007( ウクライナ・キーウ)ではリレー競技で銅メダルを獲得。そしてついに金メダルを獲得するのがその翌年、WOC2008( チェコ・オロモウツ)でのことである。スプリント競技でミンナ・カウピやヘレナ・ヤンソンを上回るタイムでフィニッシュし、見事に世界の頂点に立った。翌2009年、WOC2009( ハンガリー・ミシュコルツ)でもリレー競技で金メダルを獲得している。
また、ワールドカップでは2005年に総合3位、2008年に総合優勝を果たしている。
ヨーロッパ選手権
ハウスケンは2008年にヴェンツピルスで開かれたヨーロッパ選手権(EOC2008)で大きな成功を修めた。スプリント競技(2.5km)ではヘリ・ユッコラを3秒差で制し、またロング競技(11km)ではロシアやスウェーデンのライバル達を制し2冠を達成した。ハウスケンがEOCでメダルを獲得するのは2002年にスプリント競技で銅メダルを得て以来のことだった。
スキーオリエンテーリング
ハウスケンはジュニア時代にスキーオリエンテーリングでもその才能を遺憾なく発揮した。1996年のジュニア世界選手権で金メダル1枚、銀メダル1枚を獲得している。
参考文献
外部リンク