アンナ=モンタ・オレク(Anna-Monta Olek 2002年8月21日- )はドイツのハノーファー出身の柔道家。階級は78kg級[1][2]。
人物
父親のデトレフ・クノレックがオリンピックに2度出場した柔道家だったこともあって、幼少の時から水泳とともに柔道に取り組んでいた。11歳の時に柔道に専念することを決めた[3]。2019年のヨーロッパユースオリンピックフェスティバルでは個人戦70㎏級及び団体戦でともに3位となった[2]。世界カデでは5位にとどまった[2]。その後階級を78㎏級に上げると、2021年のヨーロッパジュニアで優勝した[2]。続く世界ジュニアでも優勝を飾った。団体戦では3位になった[1][2][4]。2022年にはヨーロッパオープン・ワルシャワとヨーロッパオープン・プラハで優勝した[1]。世界ジュニアでは2回戦で今大会優勝した黒田亜紀に腕緘で敗れた[5]。団体戦では準々決勝の日本戦で敗れるも3位になった[6]。2023年のグランプリ・ドゥシャンベでは決勝で同僚の元世界チャンピオンであるアンナ=マリア・ヴァーグナーに反則勝ちして、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[7]。2024年にはグランプリ・オディベーラス、グランプリ・リンツ及びグランドスラム・アブダビで優勝した[1][8]。
IJFジュニア世界ランキングは3161ポイント獲得で15位(24/10/7現在)[9]。
主な戦績
70㎏級での戦績
78㎏級での戦績
(出典[1]、[2])
脚注
外部リンク