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アレクサンダー・デビッド・キリロフ（Alexander David Kirilloff, 1997年 11月9日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の元プロ野球選手（外野手）。左投左打。

メディアによっては「キリーロフ」と表記されることもある。

経歴

2016年のMLBドラフト1巡目（全体15位）でミネソタ・ツインズから指名され^[2]^[3]^[4]、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズ（英語版）でプロデビュー。55試合に出場して打率.306、7本塁打、33打点の成績を残し、リーグのMVPを受賞した^[5]。

2017年3月9日、左肘のトミー・ジョン手術を受け、2017年シーズンは全休となる^[6]。

2018年はA級シーダーラピッズ・カーネルズとA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、2球団合計で130試合に出場して打率.348、20本塁打、101打点、4盗塁を記録した^[7]。また、この年はオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出された。

2019年はAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、94試合に出場して打率.283、9本塁打、43打点、7盗塁を記録した。

2020年9月29日にメジャーに昇格し、ポストシーズンのロースターに名を連ねた^[8]。翌日のワイルドカードラウンド第2戦のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。「6番・右翼手」で先発出場して1安打を記録したが、チームは敗れシリーズ敗退となった。

2021年の開幕はマイナーで迎えたが、4月14日にメジャー昇格し^[9]、同日のボストン・レッドソックスとのダブルヘッダー第1試合でメジャー公式戦初出場を果たした。

その後は、毎年のようにケガに泣かされ2024年10月31日に26歳の若さで現役を引退した^[10]。

クリスチャン・イエリッチと比較される流麗なスウィングで広角に快打を飛ばす^[11]。

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2021	MIN	59	231	215	23	54	11	1	8	91	34	1	1	1	14	2	1	52	3	.251	.299	.423	.722
2022		45	156	144	14	36	7	0	3	52	21	0	0	2	5	0	4	36	5	.250	.290	.361	.651
2023		88	319	281	35	76	14	1	11	125	41	1	0	3	28	1	7	80	2	.270	.348	.445	.793
2024		57	178	159	20	32	8	3	5	61	20	0	0	3	15	0	1	47	5	.201	.270	.384	.654
MLB通算：4年		249	884	799	92	198	40	5	27	329	116	2	1	9	62	3	13	215	15	.248	.309	.412	.721

年度	球団	一塁（1B）						左翼（LF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2021	MIN	29	181	15	0	10	1.000	13	23	0	1	0	.958	27	28	2	0	1	1.000
2022		18	103	5	0	11	1.000	21	38	1	1	0	.975	8	5	0	0	0	1.000
2023		75	396	23	3	34	.993	10	13	0	0	0	1.000	11	11	0	0	0	1.000
MLB		122	680	43	3	55	.996	44	74	1	2	0	.974	46	44	2	0	1	1.000