アポロ・パパサナシオ(Apollo Papathanasio / 本名Apostolos Papathanasio,1969年3月15日 - )は、スウェーデン出身のヘヴィメタルボーカリスト。
70年代、80年代のクラシック・ロックに影響を受け、これまでに数多くの腕利きミュージシャンとのセッションを経て現在に至る。表情豊かで安定感のある歌唱力が魅力の実力派。
略歴
2000年、リチャード・アンダーソンのプロジェクト、マジェスティックにボーカリストとして参加。同バンド活動終了後も、同じメンバーと共にタイム・レクイエムの一員として活動する。
またそれと平行して、ネオクラシカルメタル系ギタリスト、ステファン・ベリ率いるメドゥーザの2枚のアルバムにも参加。2005年には、スペインのギタリストJordi Sandalinasのバンド、Sandalinasでもボーカルを務めている。
更に、2003年からイン・フレイムスのニクラス・エンゲリンが中心メンバーであるガーデニアンに加入。同バンドは2004年に解散したが、アポロ・パパサナシオ自身が参加した音源は残されなかった。
その後2006年よりガス・G率いるファイアーウインドに在籍[1]。また2010年には、JBが脱退したマイケル・アモットのスピリチュアル・ベガーズに参加し[2]、同年10月のLOUD PARK 2010に出演のため来日した。2011年にもファイアーウインドのメンバーとして日本公演を行う。
この他にも、元WUTHERING HEIGHTSのギタリスト、ヘンリック・フライマンのバンド、イーヴル・マスカレードに参加するなど、その活躍は多岐に渡っている。
ディスコグラフィ
Majestic
Time Requiem
- Time Requiem(2002年)
- Unleashed in Japan(2003年)
- The Inner Circle of Reality(2004年)
Meduza
- Now and Forever(2002年)
- Upon the World(2004年)
Sandalinas
- Living on the Edge(2005年)
Evil Masquerade
- Third Act(2006年)
- Fade to Black(2009年)
Firewind
Bassinvaders
Spiritual Beggars
その他の作品
- Faith Taboo - Psycopath(1997年)
- Vitalij Kuprij - Revenge(2005年)
脚注
外部リンク