アピタタウン稲沢(アピタタウンいなざわ)は、愛知県稲沢市にあるユニー株式会社のショッピングセンターである。ユニー本社に隣接しており、ユニーは同店をアピタの旗艦店と位置付けている。ハートビル法適用建物である。
概要
1996年(平成8年)10月4日の開業時には「アピタ稲沢店」として開業し、当時は現在のA館のみだったが[1]、1999年(平成11年)にシネマコンプレックスや娯楽施設の入る新館(C館)を増設し[2]、
2000年(平成12年)6月30日にも大規模な増床を行って家具専門店やホームセンターのユーホーム稲沢店などが入居するB館が増設され[2]、A館・B館・C館の3館で構成される「アピタタウン稲沢」として新装開業した[2]。
店舗に隣接してユニー稲沢本社およびユニーグループ企業本社の建物がある[2]。
主な専門店
A館はアピタ稲沢店と専門店街[2]。B館はニトリ(家具)、ダイソーなど。C館はユナイテッド・シネマ稲沢(後述)、ナムコ・ワンダーパークなどがある。
2013年(平成25年)秋から冬にかけて、B館C館テナントの移転を行うなどの中規模改装を行い、2014年(平成26年)4月18日にB館旧ユーホーム跡に、ユニクロ、ヒマラヤスポーツ等を誘致、ユーホームはC館に移転するなどしてリニューアルオープンしている。
2016年(平成28年)7月3日、C館1階にあったユーホーム稲沢店が閉店。閉鎖後の同店はDCMホールディングス傘下のDCMカーマに譲渡され、店舗名を「カーマ稲沢西店」と変更し営業開始。同年8月22日改装オープン。
その他詳細はショップガイドを参照。
ユナイテッド・シネマ稲沢
ユナイテッド・シネマ稲沢(ユナイテッド・シネマいなざわ、United Cinemas Inazawa)は、アピタタウン稲沢C館2階に所在し、ローソン・ユナイテッドシネマ[注 1]株式会社が運営するシネマコンプレックス(映画館)。ユナイテッド・シネマとしては愛知県内最初の出店劇場である[注 2]。
戦前の旧稲沢町には「大正座」という演劇場兼映画館が1913年から1957年まで営業していた[4]。大正座と入れ替わるように、稲沢劇場(1957年)、稲沢東映(1957年)、稲沢大劇(1959年)が相次いでオープンしたが[5]、テレビの普及などもあってか1963年に稲沢大劇、1968年に稲沢東映が閉館。残った稲沢劇場も1972年に閉館しており[6]、以後ユナイテッド・シネマがオープンするまでの27年間は市内に映画館が一つもなかった。
ユナイテッド・シネマ稲沢のスクリーン[7]
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スクリーン |
座席数 |
スクリーンサイズ(m) |
設備
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No.1 |
508 |
7.1×17.0 |
THXシアター 補聴器システム
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No.2 |
397 |
5.0×12.1 |
3Dデジタル
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No.3 |
347 |
4.4×10.6
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No.4 |
323 |
4.3×10.3 |
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No.5 |
302 |
4.6×11.1 |
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No.6 |
299 |
4.6×11.1 |
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No.7 |
151 |
4.1×7.6 |
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No.8 |
151 |
4.1×7.6 |
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No.9 |
218 |
5.0×11.9 |
3Dデジタル
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交通
交通機関
脚注
注釈
- ^ 2024年2月29日まではユナイテッド・シネマ株式会社。
- ^ 先に開館したAMCホリデイ・スクエア豊橋18(1999年7月17日開業)はAMCシアターズが運営していたが、2005年の買収によりユナイテッド・シネマ豊橋18に改称している。
出典
- ^ a b “ユニー、本拠地に「アピタ稲沢店」10月4日開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1996年9月27日)
- ^ a b c d e f “ユニー「アピタタウン稲沢」開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2000年7月1日)
- ^ 第142回愛知県大規模小売店舗立地審議会報告案件(法第6条第2項). 愛知県大規模小売店舗立地審議会. Vol. 142. 28 August 2013.
- ^ 西垣繁一(編著)『ふるさとの想い出 写真集 明治大正昭和 稲沢』国書刊行会、1983年、44頁。
- ^ 新修稲沢市史編纂会事務局『新修 稲沢市史 本文編 下』稲沢市、1991年、699頁。
- ^ 新修稲沢市史編纂会事務局『新修 稲沢市史 本文編 下』稲沢市、1991年、388頁。
- ^ “劇場案内 - ユナイテッド・シネマ稲沢”. ローソン・ユナイテッドシネマ株式会社. 2024年4月9日閲覧。
外部リンク