アバンテMk.II(アバンテ・マークツー、AVANTE Mk.II)は、タミヤのラジオコントロールカーおよび同名のミニ四駆である。
概要
RC版は電動・1/10スケールの四輪駆動(シャフトドライブ方式)バギーのカテゴリーに属し、ダークインパクトやキーンホークと同じシャーシ(DF-03)を使用する兄弟車となっている。2007年6月発売[1]。
ミニ四駆版はミニ四駆PROシリーズの第14弾(ただし、それ以前に発売された車種のバリエーション違いを除けば実質8車種目)。2006年6月発売[2]。
基本スペック("DF-03" Shaft Driven 4WD System)
- 全長…387mm 全幅…250mm 全高…145mm 全備重量(標準)…1,156g
- ホイールベース…272mm 最低地上高…24mm
- C.V.A.ダイヤフラム式オイルダンパー(ミニ/ショート)
- 前後アジャスタブルロッド式セミ・ダブルウィッシュボーン(四輪独立懸架)
- ボールデフ標準装備(F/R)
- タイヤ(F/R)…ハイデンシティスパイク コンパウンドK、サイズ62-57-25-28/62-57-35-38
- フルボールベアリング仕様
- シャーシ…ABS樹脂製バスタブフレーム / セミモノコック構造
- 搭載モーター…540タイプ
- 駆動形式…ミッドシップ・モーター、シャフト駆動4ホイールドライブ
- プリセット減速比…9.17:1(S=78,P=26:m=0.5)
- 価格:¥17,800
同系統車種
ミニ四駆版
RC版の発売に先駆けて、2006年6月にミニ四駆PROとして発売。派生モデルとして、ボディ素材に強化タイプのABS樹脂を採用した「アバンテX」も2006年12月に発売された。また、2007年内にもカラーバリエーションとして「アバンテMk.II ブラックスペシャル」が限定品として発売された。ポリカABS製強化ボディ、グラスファイバー入り強化ユニット、中空シャフト、バレルタイヤと、上記2台に比べ戦闘力が高くなっている。
RCと同形状のミニ四駆は「RCをスケールダウンしたミニ四駆」が慣例だが、この機種は逆に「ミニ四駆をスケールアップしたRC」となっており、タミヤとしては異例である。そのため、本来RCと同車名の車種には「Jr.」が末尾に付くが、このマシンでは「Jr.」が付かない。なお、ミニ四駆では既に「マンタレイMk.II」や「ネオファルコン」、「サンダーショットMk.II」が存在する。ネオファルコンは2008年2月に2WDバギータイプのRCとして発売されている。
脚注
外部リンク