アクロスモール泉北(アクロスモールせんぼく、ACROSS MALL Senboku)は、大阪府堺市南区に所在する複合商業施設。大和ハウス工業グループの大和ハウスリアルティマネジメントが「アクロスモール」ブランドで運営するショッピングモールの一つで、1999年3月のオープンから2009年11月までは、オリックス・インテリアが「クロスモール」という名称で運営していた。
概要
デイリーカナートイズミヤやフードコートが入るA館、ドン・キホーテと駐車場や飲食物販施設などで構成されるB館、シネマコンプレックス(現在はTOHOシネマズ泉北)が入るC館、写真スタジオなどが入るD館で構成される。
泉北ニュータウンの「日本敷物団地」内に立地しているが、最寄りの栂・美木多駅(泉北高速鉄道線)から徒歩で15分ほどの移動時間を要するため、営業時間中には無料シャトルバス(片道所要時間約6分)が同駅との間を往復している。
歴史
オリックスグループ時代
オリックス・インテリア(旧社名:東洋敷物→トーシキインテリア)の所有地で、1999年(平成11年)3月にショッピングセンター「原山台アベニュー」として開業。開業当初は、同社の事務所がB館の2階に入っていた。
開業当初から、デイリーカナートイズミヤがA館の1階、過去には、家電量販店(和光デンキ→ヤマダ電機)がA館の2階に出店していた。
2000年(平成12年)12月8日、シネマコンプレックスである「ヴァージンシネマズ泉北」がC館の1階にオープン[1][2]。同社が2003年(平成15年)4月に東宝へ買収されたことに伴って、翌2004年(平成16年)2月21日付で東宝のシネマコンプレックスブランド「TOHOシネマズ泉北」に改称された。
2009年(平成21年)12月に「クロスモール」へ改称したが、2016年(平成28年)6月に大幅リニューアルを実施[2]。B館の1階で営業していたマックハウスは店舗の形態を変更したうえでA館2階、「バラエティ101」は当時のB館であった場所へそれぞれ移転させた。B館では、かねてからテナントの入れ替えや空き店舗が多かったため、オリックス・インテリアからの要請でドン・キホーテがC館(現在のB館)の1階に「ドン・キホーテ クロスモール堺店」(現在のアクロスモール泉北店)を開いた[2]。もっとも、オリックス・インテリアでは「ショッピングモールとしては未完成」との見解を示していて、以降もリニューアルの実施を予定していた。
大和ハウスグループ時代
2018年(平成30年)12月7日に、大和ハウス工業グループの大和リート投資法人(本社:大阪市北区)が当施設の敷地を取得した[3]。
2019年(平成31年)4月1日からは、大和ハウス工業傘下の大和情報サービス(現・大和ハウスリアルティマネジメント)に当施設の運営を移管。「アクロスモール」(同社が関東地方で展開しているショッピングモールのブランド)を冠する関西地方初の施設として、施設名を「アクロスモール泉北」に改称した。また、同日以降は、A館の2階とB・C館の全階で無料Wi-Fi接続サービス「Osaka Free Wi-Fi」の利用が可能になった。
2021年(令和3年)3月には、「Re:Start」(リスタート)と称して、「アクロスモール泉北」への改称後初めてのリニューアルを実施。同年1月にマックハウスが撤退していたB館2階のフロアを中心に、テナントを大幅に入れ替えている。
主なテナント
飲食店
ショッピング
その他
TOHOシネマズ泉北
9スクリーン/2,315席(車椅子20席)を有するTOHOシネマズが運営・経営するシネマコンプレックス。2000年12月8日開館。
開業当初は『ヴァージンシネマズ泉北」として営業していたが、2003年4月7日に運営・経営がTOHOシネマズが移管され、2004年2月21日に現名称へ変更となっている。
過去に出店していた店舗
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯34度28分47秒 東経135度29分56.5秒 / 北緯34.47972度 東経135.499028度 / 34.47972; 135.499028