アカヤマアリ(Formica sanguinea)は、アリ科ヤマアリ属のアリ。ヨーロッパ、ロシア、東アジアなどに生息する。
概要
体長6-7mm[1]。胸部や肢は赤く、頭部や腹部は通常黒色[1]。
アカヤマアリは奴隷狩りをすることで知られており、クロヤマアリやヤマクロヤマアリ、ツヤクロヤマアリ、ハヤシクロヤマアリなどを狩り、奴隷として巣に住まわせる[1]。ほとんどの巣で他種のアリと混生しており、単独で巣を作ることは少ない。蟻塚を作ることはほとんどない[2]。
アカヤマアリ亜属の種として初めて融合コロニー(1つのコロニーが多数の巣を形成すること)の存在が確認された[2]。
脚注
関連項目
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