くじら(1975年4月12日 - )は、日本のものまねタレント、結婚相談所所長。本名、佐々木 憲夫(ささき のりお)。
オフィスインディーズ、トップ・カラーを経て、太田プロダクションに所属していた。
来歴
身長170cm、体重65kg。趣味・特技はビリヤード、釣りなど[1]。出身高校は東京都立向丘高等学校[2]。
1994年に芸人デビュー[3]。2000年に「ゆうえんち」というコンビを結成[3](2006年解散)。マニアックなモノマネをする芸風で注目される[4]。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」に出場し、その後常連となり[4]、同コーナーでのくじらのネタを集めたDVD『くじら スター☆伝説』も発売された[5]。2006年の第4回『R-1ぐらんぷり』では、準決勝に進出している[6]。
2010年「第5回妖怪そっくりコンテスト」で「雨降小僧」の扮装で最優秀賞を受賞した[7]。また、2011年に行われた、第1回から第6回大会までの歴代コンテスト最優秀受賞者の中からグランドチャンピオンを決定する「グランドチャンピオン大会」でも、グランドチャンピオン賞を受賞した[8]。
2010年のM-1グランプリに、ケンキとのコンビ「ケンキとくじら」を組んで出場。
2017年6月に13歳年下の一般女性と再婚。
愛犬にパグを飼っている愛犬家。
現在は芸人よりも専ら「恋愛マスター」としての相談、カウンセリング、セミナーの仕事が主流で、「恋愛マスターくじらの恋愛相談LINE @」のLINE登録者数は7000人を越え、2018年3月に発売された書籍『世の中には、誰とでも幸せになれる人と、誰といても幸せになれない人の二通りしかいない。』はAmazon恋愛本ランキングでは1位を記録した。2019年6月からは「くじら結婚相談所」を開設し、所長を務める。
芸風
ものまね芸
スターシリーズと称する、マニアックな業界のスター選手の物真似を得意とする。とりわけ釣り関係のネタが多い事で釣り業界で話題となり[9]、バスプロ関和学の結婚式に呼ばれる[10]。
ビリヤードスターシリーズ
ダーツスターシリーズ
バスプロスターシリーズ
プロクライマースターシリーズ
へら鮒名人メドレー
磯釣りスターシリーズ
大物船釣りスターシリーズ
早撃ち名人メドレー
イカ釣りスターシリーズ
鮎釣りスターシリーズ
バスプロスターシリーズ海外編
マタギスターシリーズ
鷹匠スターシリーズ
蜂の巣駆除スターシリーズ
バーベキュースターシリーズ
潮干狩りスターシリーズ
なお、これら人物にはものまねと共に独特のキャッチフレーズがつけられている。
この他、色々な店の店員(一般人)の「スターシリーズ」といったネタも持っている(キヨスクおばちゃんスターシリーズ、佐川急便スターシリーズ等)[1]。
スタンダードな有名人物真似をすることもあり、レパートリーには、武田鉄矢、山崎まさよし、井上陽水、田中邦衛、大友康平、子門真人、玉置浩二、森進一、谷村新司、藤井フミヤがある[1]。
逸話
実家
実家は新宿区早稲田でイナホビリヤードというビリヤード場を経営している[12]。
2007年7月、自身のブログ上で日本テレビ『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』で萩本欽一がスタートすると同時刻に別の場所をスタートし、70キロ完走したらたった一人で『サライ』を熱唱するという企画「釣りは地球を救えるか?」を立てる。その後、10kmごとにモノマネの扮装を変える、ゴール地点を実家のビリヤード場とし、完走したらすぐにビリヤードスターのモノマネをして似ているかどうか検証する、などと若干内容を変えつつも、2007年8月18日19時スタート、途中まったく足が動かなくなるというアクシデントに見舞われながらも、約28時間後の19日23時33分、無事完走した[13][14]。
主な出演番組
テレビ
インターネット
CM
ライブ
- お堀のくじら - 若林とマシンガンズの西堀亮の3人による定期的に行われるトークライブ。
著書
DVD
脚注
関連項目
外部リンク