かすみがうら市水族館(かすみがうらしすいぞくかん)は、茨城県かすみがうら市坂にある市立水族館。霞ヶ浦の西浦湖畔に面する歩崎公園敷地内に位置する。
概要
1990年(平成2年)に開館した。2018年のリニューアル以前には霞ヶ浦に生息する淡水魚等の飼育にとどまらず、海水魚、爬虫類等を約120種、1250匹の生物を展示していた[1]。2015年3月17日には白ヘビ(テキサスラットスネークのリューシスティック(白化)個体)の脱皮を公開し、話題となった[2]。
2018年(平成30年)4月19日に魚類等を飼育・展示することで自然保護と種の保存に対する理解を深め、学術及び教育・文化の発展に寄与することを目的としてリニューアルオープンした[3]。タツノオトシゴやダンゴウオ、ダイオウグソクムシなどが展示されていた海水水槽や昆虫の展示などは姿を消し、霞ケ浦の魚類・両生類・爬虫類・甲殻類が展示され、霞ヶ浦と霞ヶ浦水系の生態系が分かる展示内容に変更された[3]。現在はオオサンショウオのいるパノラマ水槽、コチョウザメの大水槽、オイカワ等の霞ヶ浦を再現する出島水槽等が展示されている。
2019年(令和元年)11月25日より2020年(令和2年)1月31日まで老朽化対策工事のため休館となった[4]。
施設
- かめこい池(水族館入口にエサ用のガチャガチャが設置中)
- タッチプール(ウーパールーパー曜日限定)
- パノラマ水槽(オオサンショウオやガー類など)
- 円柱水槽(テツギョ等)
- 大型水槽(コチョウザメ、エサあげ体験など実施中)
- ①保護・連携エリア(保護や寄贈いただいた生体を展示)
- ②霞ヶ浦の外来生物エリア(霞ヶ浦における外来生物を展示)
- ③霞ヶ浦の在来生物エリア(霞ヶ浦における在来生物を展示)
利用
- 開館時間
- 午前9時から17時まで(入館および入館券の販売は16時半まで)
- 休館日
- 月曜日
- 但し月曜日が祝祭日の場合はその翌日
- 12月29日から翌年の1月1日までの日
- 入館料
- 個人:一般…330円|小・中学生…160円
- 団体:一般…270円|小・中学生…110円
- 関連施設である資料館との共通券もある。
※令和元年10月1日からの増税により上記に料金変更。
- 駐車場
アクセス
- 常磐線神立駅よりタクシーで約30分。
- 常磐線土浦駅より霞ヶ浦広域バスで約50分の後、田伏停留所で下車し徒歩1時間。
脚注
- ^ かすみがうら市水族館指定管理者業務仕様書(pdf)
- ^ 突然変異の白ヘビの脱皮の様子を紹介 - かすみがうら市水族館 マイナビニュース
- ^ a b “かすみがうら市水族館”. 茨城県かすみがうら市 湖畔の学び舎. 2019年11月27日閲覧。
- ^ “かすみがうら市水族館休館のお知らせ”. かすみがうら市公式ホームページ. かすみがうら市 (2019年10月29日). 2019年11月29日閲覧。
外部リンク